交通事故の解決実績

歩行者vs四輪車・バイク 膝・脛 靭帯損傷 会社員 非該当 後遺障害等級変更 12級

【内側半月板損傷】自賠責非該当の判断に対し、弁護士による異議申立てを行い、半月板損傷で後遺障害等級12級13号を獲得した事例

Cさん 30代・男性・会社員

【内側半月板損傷】自賠責非該当の判断に対し、弁護士による異議申立てを行い、半月板損傷で後遺障害等級12級13号を獲得した事例

解決事例のポイント

内側半月板損傷の所見を指摘することにより、異議申立てで後遺障害等級12級13号獲得

相談前

Cさんは30代の会社員の男性です。

歩行中にバイクにはねられ、交通事故に遭ってしまいました。

整形外科にてリハビリを続けましたが、左膝が治らず、後遺障害等級の申請を行うことになります。

加害者側の保険会社を通じて後遺障害等級の申請(事前認定)を行ったところ、自賠責保険は後遺障害等級非該当の判断をしました。

Cさんは、交通事故の後に膝の痛みが残っているにもかかわらず、自身の症状が後遺障害等級に該当しないことに納得がいかず、弁護士に法律相談することにしました。

法律相談

法律相談では、後遺障害等級について説明差し上げました。

Cさんの症状をお伺いしたところ、膝の症状が強く、日常生活や仕事にも大きな支障があるとのことでした。

これで後遺障害等級の認定がなされないというのは酷ですので、こちらで異議申立てをさせていただくことになりました。

法律相談時には資料がなかったことから、こちらで医学的な資料を集めて精査の上、異議申立てを行っていくことになります。

異議申立てのための医学的調査-膝MRI画像-

Cさんに同意書を書いていただき、Cさんが通う病院から、画像データを含む医学的証拠を取り付けて調査を開始しました。

そうしたところ、左膝のMRI画像に、内側半月板の断裂を確認することができました。

そこで、当該半月板損傷の所見を指摘して、異議申立てを行うことにしました。

内側半月板損傷による後遺障害等級12級13号の獲得

半月板損傷を指摘する異議申立てを行ったところ、無事、見立てどおりに後遺障害等級12級13号を獲得することができました。

弁護士小杉晴洋のコメント:半月板損傷の立証はプロにお任せください

半月板損傷というのは、素人目だと分かりづらくなっています。

当事務所では、被害者請求・異議申立て・裁判による、半月板損傷の後遺障害等級12級13号の獲得事例が多数ございます。

また、医師の診断では半月板損傷の診断名がなされていなかった方について、こちらで半月板損傷の可能性を示唆したところ、その後に半月板損傷の診断がなされ、後遺障害等級12級13号の獲得に至ったケースもございます。

膝の痛みでお困りの方は、被害者側専門の弁護士に相談されることをおすすめします。

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半月板損傷の詳細についてはこちらの記事をご覧ください。

半月板損傷で認定されうる後遺障害や検査方法等はこちらの記事をご確認ください。

この記事の監修者弁護士

小杉 晴洋 弁護士
小杉 晴洋

被害者側の損害賠償請求分野に特化。
死亡事故(刑事裁判の被害者参加含む。)や後遺障害等級の獲得を得意とする。
交通事故・学校事故・労災・介護事故などの損害賠償請求解決件数約1500件。

経歴
弁護士法人小杉法律事務所代表弁護士。
横浜市出身。明治大学法学部卒。中央大学法科大学院法務博士修了。

所属
横浜弁護士会(現「神奈川県弁護士会」)損害賠償研究会、福岡県弁護士会交通事故被害者サポート委員会に所属後、第一東京弁護士会に登録換え。