通う病院によって慰謝料額に差が出ることがあるのでしょうか?
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通う病院によって慰謝料額に差が出ることがあるのでしょうか?
あります。
損害賠償請求をしていくにあたって、当該症状に応じた画像や検査が必要という場面があるのですが、これらの画像撮影や検査を実施できない病院ですと、医学的な証拠が揃わないことになり、結果的に慰謝料額などが減ることがあります。
では、どんな症状であったとしても、設備の整った大学病院や総合病院へ通えばいいのかというと、そういうわけでもありません。
慰謝料額の考慮要素にリハビリの頻度がありますが、大学病院や総合病院の場合、リハビリ頻度が少ないところが多いです。
そうすると、町医者でリハビリをしていた方との比較において、慰謝料額が少なくなってしまうことがあります。
また、症状によって、整形外科に受診した方がいいのか、それとも脳神経外科・耳鼻咽喉科・心療内科など他の診察科を受診した方がいいのか、併用した方が良いのかなども異なってきます。
大きな病院と小さな病院の組み合わせや、診療科の組み合わせによって、損害賠償請求の立証方針を立てていくことがありますから、病院選びは重要です。
気になる方は、弁護士に相談されることをおすすめします。