神奈川県40代男性 父の死亡事故
私には70代の父がいました。
父は認知症の母を介護しながら、母と二人で生活をしていました。
ある日、帰省した際、自宅玄関で意識を失い倒れている父を発見しました。
急いで救急車を呼び、父は緊急入院となりましたが、そこから1か月後に帰らぬ人となりました。
死因は肺炎です。
父は生前とても元気な人でしたので、私は突然の死に納得がいきませんでした。
その後、父が交通事故の被害に遭い、頭部を路面に打ち付けていたことが判明します。
事故直後に通院や入院をしていませんし、死因が肺炎なので、交通事故との因果関係が難しいと言われ弁護士さんからは依頼を断られてしまいましたが、戦ってくれる弁護士さんが見つかりご依頼することにしました。
弁護士さんが、死体解剖医から意見書を取り付けてくれて、交通事故がなければ肺炎には至っていなかったということが判明し、加害者側の保険会社も交通事故との結びつきを認めてくれました。
事故で頭部を打ち付けていたにもかかわらず、家で待っている母のために、自宅まで戻った父のことを尊敬します。
父の死の原因をうやむやにさせずに解決ができ、感謝しています。