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判例誌掲載判決の講演 裁判基準以上の慰謝料増額や自賠責保険認定の後遺障害等級を裁判で上げる方法(弁護士小杉晴洋)

2020.09.24

活動内容・実績

裁判基準以上の慰謝料増額や自賠責保険認定の後遺障害等級を裁判で上げる方法(弁護士小杉晴洋)

裁判基準慰謝料よりも増額させる方法や、自賠責が認定した後遺障害等級よりも上位の等級を裁判で獲得する方法について、判例誌に掲載された判決を元に講演をさせていただきました。

裁判基準以上の慰謝料増額について

慰謝料は裁判基準と呼ばれる基準によって算定されることが多いですが、個別事情によっては、基準慰謝料額よりも増額されることがあります。

この裁判基準の慰謝料というのは、通院慰謝料よりも入院慰謝料の方が高く設定されているのですが、本裁判例では、通院中の慰謝料について入院慰謝料の基準で認定させることができましたので、その主張立証方法について講演させていただきました。

自賠責保険認定の後遺障害等級よりも上位の等級を裁判で獲得することについて

裁判所は、自賠責保険の判断に拘束されないという建前になっていますので、自賠責保険が後遺障害等級の認定をしたとしても、裁判によってより上位の後遺障害等級を狙うことが可能です。

とはいえ、裁判所は自賠責保険の判断に右向け右でなされてしまうことも多いので、実際問題としては、一度自賠責でなされた後遺障害等級の認定を裁判で覆すのは容易ではありません。

本講演では、実際に裁判で後遺障害等級を変えることができた解決事例を元に、どのような主張立証によって後遺障害等級の認定を変えたのかについて講演させていただきました。

具体的な講演内容

当該講演は私が実際に獲得した判決事例を元に行っております。

この解決事例の詳細はこちらをご覧ください。

この記事の監修者弁護士

小杉 晴洋 弁護士
小杉 晴洋

被害者側の損害賠償請求分野に特化。
死亡事故(刑事裁判の被害者参加含む。)や後遺障害等級の獲得を得意とする。
交通事故・学校事故・労災・介護事故などの損害賠償請求解決件数約1500件。

経歴
弁護士法人小杉法律事務所代表弁護士。
横浜市出身。明治大学法学部卒。中央大学法科大学院法務博士修了。

所属
横浜弁護士会(現「神奈川県弁護士会」)損害賠償研究会、福岡県弁護士会交通事故被害者サポート委員会に所属後、第一東京弁護士会に登録換え。日本弁護士連合会業務改革委員会監事、(公財)日弁連交通事故相談センター研究研修委員会青本編集部会。

弁護士小杉晴洋の詳しい経歴等はこちら

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