13年前に大牟田で起きたひき逃げ死亡事故…無罪判決だった被告人にやり直し裁判で有罪判決が言い渡されました。
2026.07.29
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2026年7月22日、福岡地方裁判所において係属していた交通死亡事故に関する刑事裁判で、被告人に禁錮1年8か月(執行猶予3年)の有罪判決が言い渡されました。
当初は加害者について不起訴処分がなされていたものの、検察審査会申立てを行ったことにより、
検察審査会での「不起訴不当」の議決を経て検察官に再捜査を促すことができ、事故から6年後の2019年には加害者が自動車運転過失致死罪(現在の過失運転致死罪に相当)の被告人として起訴されるに至りました。
その後、福岡地方裁判所で刑事裁判が行われましたが、
起訴から3年後の2022年に出された第一審では「車の擦り傷の発生時期を限定できない」として無罪判決が言い渡されました。
検察官がこれを不服として控訴し、福岡高等裁判所での審理が行われたところ、
同年11月には、第一審につき「論理や経験則に照らして不合理」としてこれを破棄し、福岡地裁に改めて審理を行うよう差し戻していました。
福岡高裁から差し戻されて4年、事故の発生から数えると13年の時を経てついに、
福岡地裁は被告人に対して禁錮1年8か月(執行猶予3年)の有罪判決が言い渡されました。
裁判長は、被告人の軽乗用車についた傷について「今回の事故とは別の機会に生じた可能性はかなり小さい」などとして事故原因となった車との同一性を認めた上で、「無理な追い越しをしており、過失を軽視することはできない」などとして被告人の過失を認め、有罪と判断するに至りました。
2019年の第一審では無罪判決であったところから、やり直し裁判では一転有罪判決を勝ち取るという大きな快挙であったといえます。
刑事裁判参加
本件事故は、弊所弁護士である小杉晴洋が担当した事案になります。
弁護士小杉が被害者遺族の代理人として検察審査会の申立てを行い、
またその後の刑事裁判では被害者参加手続きによって被害者遺族の心情を伝えることができました。
当事務所では、被害者専門・損害賠償請求専門として、
刑事裁判参加サポートも行っております。

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