後遺障害等級の解説

骨折 上肢 神経症状

肩の骨折(弁護士法人小杉法律事務所監修)

肩の骨折について

交通事故で転倒するなどして、肩部に強い衝撃が加わった場合、肩部の骨折を受傷することがあります。

肩部関節の構造

鎖骨と周辺の構造

肩は3つの解剖学的関節(胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲上腕関節)と2つの機能的関節(肩峰下関節、肩甲胸郭関節)からなります。

また、肩関節を構成する骨格は、鎖骨、肩甲骨、上腕骨の3つです。

鎖骨骨折についての詳しい解説はこちらをご覧ください。

肩甲骨骨折についての詳しい解説はこちらをご覧ください。

上腕骨近位端骨折についての詳しい解説はこちらをご覧ください。

肩関節は上肢の3大関節のうちのひとつです。

上肢の3大関節についてはこちらの記事をご覧ください。

残存する可能性のある後遺障害

骨折部位の神経症状

骨折部位に痛み等の神経症状が残存する可能性があります。

機能障害

肩関節の動きが悪くなり、可動域制限が残存する可能性があります。

変形障害

骨折部位が変形したまま癒合するなどし、変形障害が残存する可能性があります。

弁護士に相談を

交通事故等で肩部の骨折を受傷した場合、加害者に対しての損害賠償請求を適切に行うために、肩部骨折の受傷態様や残存した後遺障害についての立証資料を適切に収集する必要があります。弁護士法人小杉法律事務所の所属弁護士による無料相談を是非ご活用ください。

この記事の監修者弁護士

小杉 晴洋 弁護士
小杉 晴洋

被害者側の損害賠償請求分野に特化。
死亡事故(刑事裁判の被害者参加含む。)や後遺障害等級の獲得を得意とする。
交通事故・学校事故・労災・介護事故などの損害賠償請求解決件数約1500件。

経歴
弁護士法人小杉法律事務所代表弁護士。
横浜市出身。明治大学法学部卒。中央大学法科大学院法務博士修了。

所属
横浜弁護士会(現「神奈川県弁護士会」)損害賠償研究会、福岡県弁護士会交通事故被害者サポート委員会に所属後、第一東京弁護士会に登録換え。