後遺障害等級の解説

靭帯損傷/断裂 上肢 神経症状

指の靱帯損傷(弁護士法人小杉法律事務所監修)

本記事では、手指の靱帯損傷等について整理しています。腱についても触れています。

手指の靱帯と腱

靱帯

靱帯とは、骨同士をつなぐ軟部組織です。

関節内外にある繊維性組織で、関節運動の方向性を規定し、過度の関節運動を防止する働きがあります。

靱帯についての一般的な説明はこちらの記事をご覧ください。

手には様々な種類の靱帯がありますが大まかに整理すると次のようになります。

手指の靱帯

掌側版(掌側靱帯)、側副靱帯

手根部の靱帯

骨間中手靱帯、尺側側副靱帯、撓側側副靱帯

人体には体や臓器を動かすための原動力となる筋という機関があり、このうち運動に係わるのが骨格筋です。関節を挟んで骨に付着した骨格筋が収縮・弛緩することで全身の運動が行われます。有名なものだと、上腕二頭筋や大胸筋、腹直筋や大腿四頭筋などがそうです。骨格筋は全身でおよそ600あると言われ、その多くは左右で対になっています。骨格筋の総重量は体重の40%を占めており、人体で最も重い器官です。

骨格筋の両端部に存在し、筋肉と骨をつなげる役割を果たしているのが腱になります。手指部の腱を大まかに整理すると次のようになります。

伸筋腱

手指を伸ばす動作(伸展)に関連する腱です。

伸筋腱のうち、指の先端部の関節(親指ならIP関節、他の指はDIP関節)にあるのが終止腱です。

屈筋腱

手指を握る動作(屈曲)に関連する腱です。

手指の靱帯損傷

手指の靱帯損傷で認定されうる後遺症についてはこちらの記事で整理しています。

手指の腱の損傷

手指の腱を断裂・損傷した場合の後遺症についてはこちらの記事で整理しています。

マレットフィンガー(槌指)について、後遺障害認定含めこちらの記事で整理しています。

弁護士に相談を

後遺症専門弁護士小杉晴洋

交通事故や労災事故等の外傷で手指の靱帯や腱を損傷してしまった場合、損害賠償請求を加害者側に対し適切に行うために、損傷態様や残存した後遺症についての立証資料を適切に収集していく必要があります。弁護士法人小杉法律事務所の所属弁護士による無料相談を是非ご活用ください。

この記事の監修者弁護士

小杉 晴洋 弁護士
小杉 晴洋

被害者側の損害賠償請求分野に特化。
死亡事故(刑事裁判の被害者参加含む。)や後遺障害等級の獲得を得意とする。
交通事故・学校事故・労災・介護事故などの損害賠償請求解決件数約1500件。

経歴
弁護士法人小杉法律事務所代表弁護士。
横浜市出身。明治大学法学部卒。中央大学法科大学院法務博士修了。

所属
横浜弁護士会(現「神奈川県弁護士会」)損害賠償研究会、福岡県弁護士会交通事故被害者サポート委員会に所属後、第一東京弁護士会に登録換え。日本弁護士連合会業務改革委員会監事、(公財)日弁連交通事故相談センター研究研修委員会青本編集部会。