交通事故コラム

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交通事故に強い弁護士の特徴と依頼のメリットとは?専門弁護士が解説

2025.02.11

全国対応の弁護士 弁護士費用

このページでは、交通事故被害者側の損害賠償請求を専門とする弁護士が、

  • 交通事故に強い弁護士が選ばれる理由
  • 交通事故に強い弁護士を見極めるポイント
  • 交通事故専門弁護士に相談する手順
  • 交通事故に強い弁護士を探す際の注意点

について解説します。

 

弁護士法人小杉法律事務所では、交通事故被害者側の損害賠償請求を専門とする弁護士による交通事故解決サポートを行っております。

交通事故被害に遭い、交通事故に強い弁護士をお探しの方は、ぜひ一度弁護士法人小杉法律事務所にお問い合わせください。

 

交通事故被害者側損害賠償請求専門弁護士による交通事故解決サポートの詳細についてはこちら。

 

交通事故に強い弁護士が選ばれる理由

解決実績が豊富であることの重要性

交通事故に強い弁護士は、多くの解決実績を持つことが特徴です。

特に交通事故に関する事案を日常的に取り扱うことで、示談交渉の経験や専門的な知識を蓄積しています。

 

解決実績の豊富な弁護士に依頼することで、被害者にとって有利な結果を導きやすくなります。

保険会社との交渉では細かい法律知識や過去の判例が重要となりますが、これらを熟知した弁護士であれば安心して任せることができます。

 

医学的知識を備えた弁護士の強み

交通事故では、被害者の負った怪我に対する適切な損害賠償を得るため、医学的知識が求められる場合があります。

なぜかというと、交通事故被害の賠償金は、被害者が負った怪我や残ってしまった後遺症の部位や程度によって金額が変動するからです。

 

ですから適切な賠償金を獲得するためには、単に「痛い」とか「動かしにくい」といった主観的な主張だけではなく(これももちろん重要です)、

「この神経が損傷しているから痛い」とか「ここを骨折したことを発端として動かしにくさが生じている」といった医学的・客観的な主張を行い、

それを加害者側に認めさせる必要があります。

 

交通事故に強い弁護士は、医学的知識を活用して証明に必要な証拠を揃えたり、それらの証拠に基づいた適切な主張を行うことが可能です。

これにより、慰謝料や後遺障害認定の結果を最大限に引き上げる交渉が期待できます。

 

適切な損害賠償額の算出

適正な損害賠償額を算出する能力は、交通事故に強い弁護士の重要なスキルの一つです。

適切な損害賠償額というのは、単に裁判基準(弁護士基準)に基づいた計算を行えば算出できるというものではありません。

 

基準はあくまで基準であって、実際の目の前で発生している被害状況からすれば基準より増額すべきだということも十分にあり得ます。

このような事案の場合、例えば主治医にお会いして後遺症が日常生活に与える影響の大きさを確認したり、

実際に被害者の方の日常生活を送る様子を見せていただいたりしながら、それを金額として反映させる能力が必要になります。

 

この能力は経験の多さというよりも、証拠収集に貪欲で、被害者の方を救いたいという想いの強さが直結します

(とはいえ示談交渉段階ではどれだけ証拠を提示しても裁判基準以上はなかなか認められにくい傾向があるのも事実です。)。

 

依頼者目線での丁寧な説明と対応力

交通事故の被害者は、法的手続きや損害賠償の計算方法について十分な知識を持たない場合が多いです。

そのため、交通事故に強い弁護士は、依頼者目線でわかりやすく丁寧に説明を行い、納得のいく解決を目指します。

 

また、柔軟な対応力を持つことで、被害者が直面する不安や疑問を迅速に解消し、安心して依頼できる環境を提供します。

 

交通事故に強い弁護士を見極めるポイント

解決実績を確認する

交通事故に強い弁護士を選ぶ際には、まずその弁護士や法律事務所がどの程度の実績を持っているかを確認することが重要です。

解決実績が多いほど、保険会社との交渉や適正な慰謝料の算出などに優れた経験とノウハウを持っている可能性が高いです。

 

また、実績数だけでなく、取り扱った事故の種類や解決内容についても目を通しましょう。

例えば、後遺障害等級認定の成功実績や大幅な示談金の増額に寄与したケースがある場合、信頼できる弁護士であると判断しやすいです。

 

弁護士法人小杉法律事務所では弁護士1人あたり1000件以上の解決実績があります。

また、その他獲得判決の判例誌掲載実績や新聞掲載・講演実績なども多数ございます。

 

 

後遺障害等級認定サポート体制の有無

先ほども見たように、交通事故被害の賠償金額は、被害者が負ってしまった怪我や残ってしまった後遺症の部位や程度により金額が大きく変わります。

この後遺症の程度を平等かつ客観的に評価するための基準として設けられているのが「後遺障害等級」という制度です。

 

後遺障害等級は第1級から第14級までの所定の等級の中のどこに、被害者の身体や精神に残存している後遺症が該当するかという視点で判断が為されます。

この後遺障害等級の認定にあたっては、申請時に提出する「後遺障害診断書」の記載が極めて重要になります。

 

必要な記載が漏れていたり、検査結果を記載しなければならないのにそもそも検査が行われていなかったりという場合には、

たとえ後遺症が残っていたとしても後遺障害等級の認定が得られません。後遺障害等級の認定が得られなければ、加害者側に対して後遺症の残存を認めさせる強力な証拠無しで戦わざるを得ないことになります。

 

この「後遺障害診断書」の記載は医師の専権事項ですが、医師は如何にして症状を良くするかということに主眼を置いており、

「診断書をどのように書けば後遺障害等級の認定基準を満たすか」という点については詳しくご存じでないことも多いです。

 

この「診断書をどのように書けば後遺障害等級の認定基準を満たすか」という点について熟知しているのは弁護士であり、

ここに交通事故被害を専門としている弁護士の強みがあります。

 

後遺障害等級認定のタイミングでサポートを得られるかどうかはその後の賠償金額に大きな影響を与えますから、

相談時にこのサポートについて詳しく確認しておきましょう。

 

弁護士法人小杉法律事務所では後遺障害診断書の作成にあたり主治医に「このような記載及び検査をしていただきたい」という旨のお手紙をお送りしております。

また、仮に作成いただいた後遺障害診断書に不備があるような場合にはご面談等を通じて適宜訂正をお願いしております。

 

 

親身になってくれる弁護士かを確認する

交通事故に強い弁護士かどうかは、もちろん過去の実績に裏打ちされた知識の多さによるところもあります。

 

とはいえ、最終的には証拠がものを言う世界です。

後遺障害等級の認定についても主治医が後遺症の程度や後遺症と交通事故との因果関係を認めてもらえるか、という点が大きいですし、

過失割合についても事故時のドライブレコーダーや実況見分などから証明できるか、という点が大きいです。

 

将来治療費や将来介護費についても、実際の生活状況から治療や介護が必要かどうかを証明できるどうかで変わります。

これはどんなに机上で論理を組み立てるよりも、実際の生活状況を示す写真や動画などの方が強力な証拠になるでしょう。

 

証拠の取り付けにあたって、労を惜しまず医師と面談したり、現地調査をしたり、被害者の日常生活における支障を見てくれたりする弁護士が、

その被害者の方にとっては最も信頼できる心強い弁護士になるはずです。

 

ですから、親身になってくれるかどうかも、交通事故に強い弁護士を判断する上では非常に重要です。

 

弁護士法人小杉法律事務所でも、実際に被害者の事故後の生活状況や日常生活における支障を見せていただき、

それを証拠として提出することで裁判基準以上の慰謝料を獲得した事例がございます。

 

 

交通事故に強い弁護士に依頼するメリット

慰謝料増額の可能性が広がる

交通事故被害者として適正な慰謝料を受け取るためには、法律と交渉力を熟知した弁護士の支援が重要です。

保険会社は被害者への支払い額を抑える方針を持つことが多いですが、交通事故に強い弁護士は損害額の計算方法や法律知識を駆使して示談金の増額を目指します。

慰謝料が本来の金額より低く抑えられないよう、弁護士の実績や経験が大きな力となります。

 

保険会社との交渉負担を軽減

事故後、被害者が保険会社と直接交渉を進めるのは精神的にも肉体的にも大きな負担です。

保険会社は示談を早急に進めるために被害者に不利な提案をする場合があります。

 

交通事故に精通した弁護士に依頼することで、保険会社との示談交渉を全面的に代行してもらえるため、被害者自身の負担を大幅に軽減することができます。

 

専門的な後遺障害等級認定サポート

交通事故の被害で後遺障害が残る可能性がある場合、適切な等級認定を受けることが非常に重要です。

交通事故に強い弁護士は医学的知識も備えており、必要な証拠書類の準備や医師との連携を行い、適切な等級認定のサポートを提供します。

これにより、被害者が正当な補償を受ける可能性が高まります。

 

早期解決につながる具体的な手法

交通事故の問題は長期化すると、被害者にさらなるストレスがかかることがあります。

弁護士に依頼することで解決までの流れが明確になるだけでなく、専門的な交渉力を発揮して迅速な解決が可能になります。

示談交渉の場面でも対策を工夫し、法的手続きを進めながら早期解決を目指します。

 

安心できるサポート体制の提供

交通事故の被害者は精神的に不安定になることもありますが、交通事故に強い弁護士は最初の無料相談から依頼後の対応まで、継続的なサポートを提供します。

弁護士法人小杉法律事務所では被害事故1件につき専門のスタッフが1名担当させていただくようになっておりますので、

「弁護士に相談したいけどなかなか連絡がつかない」といったこともなく、お気軽に疑問点をお伺いしていただくことが可能です。

 

交通事故被害者側損害賠償請求専門弁護士に相談する手順

無料相談を活用する際の準備事項

交通事故に強い弁護士への無料相談を活用する際は、事前の準備が重要です。

 

まず、事故の詳細を整理しましょう。

事故日時や場所、事故の状況、相手方の情報などを明確にしておくことが効果的です。

また、保険会社とのやり取りの内容や示談の進行状況も確認しておくことで、スムーズな相談が実現します。

 

さらに、事前に質問項目をリスト化しておくと、限られた時間で効率的に疑問を解決できます。

 

とはいえ、実際のところ話をする中で出てくる疑問や不安などもあるものと思われます。

ですから弁護士法人小杉法律事務所では原則としてまず一度相談前にスタッフからご事情をお伺いさせていただき、

お伺いした内容を踏まえた弁護士との無料相談を行っております。

 

お話の中で新たに出た疑問点や、お伺いした情報を踏まえたより適切な法律相談を実施できるよう心がけております。

 

 

相談時に確認すべきポイント

交通事故に強い弁護士と相談する際には、いくつかのポイントを確認することをおすすめします。

最も確認しなければならないのが、その弁護士を信頼できるかどうかです。

 

親身になって聞いてくれているか、不安を解決してくれそうかという点をしっかり確認しましょう。

解決事例の有無や知識の多寡などは信頼できるかどうかを補強する材料として使いましょう。

 

費用体系と弁護士費用特約の利用可否の確認

弁護士に依頼する際には、費用面が気になるところです。

そのため、費用の内訳が透明で、明確に提示されている弁護士や法律事務所を選びましょう。

 

また、弁護士費用特約が利用できる場合には、これを適切に活用する提案ができるかどうかも確認しておくと安心です。

 

弁護士費用特約を使えば、基本的に依頼者が費用を負担することなく法律相談やサポートを受けられるため、経済的な負担を軽減できます。

費用に関する質問に丁寧に答えてくれる弁護士を選ぶことがポイントです。

 

弁護士法人小杉法律事務所では、弁護士費用特約の利用が可能です。

また、弁護士費用特約がない方の場合には、

  • 初回相談料無料
  • 着手金0円
  • 報酬金は相手から獲得した金額からのご精算

 

というかたちで成功報酬体系を採用しております。

詳しくは以下のページをご覧ください。

 

弁護士法人小杉法律事務所では、交通事故被害者側の損害賠償請求を専門とする弁護士による初回無料の法律相談を実施しております。

交通事故被害に遭い、お困りごとをお抱えの方は、ぜひ一度弁護士法人小杉法律事務所にお問い合わせください。

 

交通事故被害者側損害賠償請求専門弁護士との初回無料の法律相談の流れについてはこちらから。

この記事の監修者弁護士

小杉 晴洋 弁護士
小杉 晴洋

被害者側の損害賠償請求分野に特化。
死亡事故(刑事裁判の被害者参加含む。)や後遺障害等級の獲得を得意とする。
交通事故・学校事故・労災・介護事故などの損害賠償請求解決件数約1500件。

経歴
弁護士法人小杉法律事務所代表弁護士。
横浜市出身。明治大学法学部卒。中央大学法科大学院法務博士修了。

所属
横浜弁護士会(現「神奈川県弁護士会」)損害賠償研究会、福岡県弁護士会交通事故被害者サポート委員会に所属後、第一東京弁護士会に登録換え。日本弁護士連合会業務改革委員会監事、(公財)日弁連交通事故相談センター研究研修委員会青本編集部会。