【ペット事故・労災】業務中にお客さんの犬に噛まれた事案で、後遺障害等級14級9号、合計約350万円を獲得して示談解決
ペット事故被害者Nさん(40代、女性、介護職)
その他損害賠償 労災事故 後遺症・後遺障害

今回ご紹介するのは、訪問介護の仕事中に利用者の飼い犬に指を噛まれて後遺症が残ってしまった、ペット事故被害者Nさん(40代、女性、介護職)の解決事例です。
ご依頼を受けた弁護士の木村治枝は、
障害等級14級9号の認定を受け、合計約350万円を獲得して示談解決しました。
弁護士はどのように本事案を解決したのでしょうか?
労災事故に強い弁護士法人小杉法律事務所が解説します。
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事故の概要

傷病名:左中指化膿性腱鞘炎、左中指神経損傷
本件事故は、Nさんが訪問介護の仕事中に、利用者の飼い犬に左手の指を噛まれて負傷したというものです。
ペットの世話については、会社から「善意でやってあげてください」と指示されていました。
過去にも、同じ犬が別の介護士を噛んで怪我させたことが2度もあったため、Nさんは指示をした会社に対しても、飼い主に対しても非常に憤りを感じていらっしゃいました。
事故後は仕事もできず休むしかない状況だったため、
「今後どうなるのか」「損害賠償請求が可能なのか」
「可能な場合どういった流れで手続きを進めていくことになるのか」
といった不安があったNさんは、事故から数日後の段階で、弁護士に相談をしました。
弁護士木村治枝の法律相談

今回は、ご相談いただいたのが事故直後だったため、まだどこまでお怪我が回復するか見通しが立たない状況でした。
そこで、初回の相談では一般的な流れをご説明させていただき、今後のご不安を取り除けるように努めました。
治療中から損害賠償請求、その後の交渉など、手続きや将来の見通しなど、一般的な流れを中心にご説明した他、
労災保険から受け取ることができる給付や、そのために必要となる手続きなどについてもご案内させていただきました。
- 参考:
・【犬に噛まれた時の慰謝料相場や計算方法は?】動物事故・ペット事故被害専門の弁護士法人小杉法律事務所
・労災事故の発生から解決までの流れ | 【労災被害専門の弁護士による無料相談】弁護士法人小杉法律事務所
法律相談後、Nさんはしばらく治療を続けられましたが、痛みを残したまま症状固定の時期が近づきました。
この段階で、改めて後遺障害申請手続きから依頼したいとのご連絡をいただき、ご依頼を受けることになりました。
Nさんからは、「何か所かの法律事務所に相談したが、木村先生が怪我のことをとても心配して声をかけてくださったのが印象的だった。他の法律事務所にはない温かい対応だったので、お願いするなら木村先生が良いと思っていた。」という嬉しいお言葉もいただきました。
症状固定が近づいても、手に痛みが残り、日常生活にも支障が生じているというお話を伺い、弁護士も、できる限り補償を獲得できるように尽力したいと決意して対応に臨みました。
依頼後の対応、後遺障害等級14級の獲得

ご依頼後、まず依頼者の会社に対して受任通知を発送し、事故に関する記録などの開示を求めました。
また、労災における障害等級の認定に向けて、必要な書類を準備しました。
後遺障害診断書の作成時には、病院に記載時の留意点や実施いただきたい検査などをお伝えし、過不足ない内容の診断書を作成していただけるよう対応しました。
また、完成した診断書を確認したところ、可動域測定の部分で記載に不足があることが判明しました。
そこで、念のため医師に追記を依頼し、不足のない診断書を準備しました。
そのうえで労災保険に申請を行った結果、Nさんの左中指全体の疼痛等は、
「局部に神経症状を残すもの」に該当するとして、後遺障害等級第14級9号と認定されました。
これにより労災保険金約50万円を獲得しました。
等級が認定された後は、労災に復命書などの資料開示を求め、14級が適切か、上がる余地がないかなど、内容を精査しました。
12級の獲得の可能性もあると考えられましたが、ご本人様がこのままで構わないので進めたいというご意向でしたので、損害賠償請求に進むことになりました。
弁護士の交渉により、約300万円を獲得して示談解決

今回は、飼い主が賠償保険に加入していたため、飼い主に対して賠償請求を行うことになりました。
保険会社は、当初、「後遺障害の有無を争う可能性がある」との姿勢を見せていましたが、
立証資料をしっかり準備して請求したところ、後遺障害もスムーズに認めていただけました。
結果として、傷害慰謝料は別表1の満額、後遺障害慰謝料も裁判基準の満額、逸失利益は労働能力喪失率5%・労働能力喪失期間5年の満額という、
当方の主張をほとんどそのまま認めていただける形で合意でき、合計約300万円を獲得して示談解決となりました。
依頼者の声

初めて弁護士に依頼したため分からないことも多かったのですが、労災の手続きや相手方との交渉について、その都度丁寧に説明していただき、安心してお任せすることができました。
相手方の対応がなかなか進まない時も何度も督促してくださり、私が不安になって連絡するとすぐに丁寧に答えていただけて、常に安心できる対応でした。
依頼から解決までの間、事務所の対応に不安を感じたことは一度もありませんでした。
怪我による後遺症が残ってしまったことは残念ですが、最後まで親身に対応していただき、納得できる形で解決することができたことは、本当に恵まれていたと思います。
お願いして本当に良かったです。心から感謝しています。
この口コミが、信頼できる弁護士を探して悩んでいる方の参考になれば幸いです。
弁護士木村治枝のコメント

本件は、当初は相手方が後遺障害部分を争う意向だったところ、丁寧に資料を追加したことで、後遺障害についても損害についても、全面的に当方の主張を認めていただけた事案でした。
突然の事故で怪我をしてしまったこと、後遺症が残ってしまったこと、保険会社との交渉など、Nさんのご不安も大きかったと思いますので、担当スタッフと共に、ご不安を晴らせるよう丁寧な対応を意識しておりました。
そのため、Nさんから頂いた心のこもったお言葉が本当にうれしく、弁護士をやっていてよかったと改めて感じた事案でした。
本件のように、弊所は労災事故やペット事故などの損害賠償請求案件に力を入れており、労災やペット事故も多くの実績がございます。
後遺障害認定や示談交渉でお悩みの場合には、ぜひ一度弊所の無料相談をご利用ください。
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当該解決を行った弁護士木村治枝の経歴やその他解決事例等についてはこちら。
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