交通事故の解決実績

12級 学生 示談 自転車vs四輪車・バイク 逸失利益 醜状

【早期解決】醜状障害の逸失利益が争われた事案において、ご依頼から1か月ほどで約560万円を獲得して示談解決

交通事故被害者Dさん(10代、男性、学生)

後遺障害等級12級 自転車 逸失利益 醜状障害

今回ご紹介するのは、事故で顔に傷が残ってしまった交通事故被害者Dさん(10代、男性、学生)の解決事例です。

ご依頼を受けた弁護士の大澤健人は、
ご依頼から約1か月示談金約560万円を獲得して解決しました。

弁護士はどのように本事案を解決したのでしょうか?
交通事故被害者専門弁護士が解説します。

 

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事故状況・ご依頼前の状況

事故態様:自転車vs車
傷病名:右大腿骨転子下骨折、頭部打撲傷、右頬部挫創、胸背部挫傷、頚椎捻挫、骨盤損傷、感染性皮膚炎、両肩打撲傷、左膝打撲傷、左下肢損傷、ケロイド痕

Dさんは、住宅街の細い道路の左側を自転車で走行していたところ、対向から来た加害車両に正面衝突されました。
加害車両は、近くの駐車場から出てこようとしていた車に気を取られて被害者に気づいておらず、車を避けようとして被害者にぶつかりました。
Dさんは、突然正面から車にぶつかられて避けることもできず、横にあった壁と車体に挟まれて引きずられて転倒し、上記の怪我を負ってしまいました。

本件事故により、Dさんの顔には4㎝ほどの傷跡が残ってしまいました。
Dさんは傷跡について周りから聞かれることがとてもつらく、生活にも支障をきたし、人目や将来にも不安を抱えるなど、非常に大きな精神的苦痛を抱えることになりました。
また、まだ若いDさんが苦しんだり無理に明るく振舞ったりする様子に、ご家族様も非常に心を痛めておられました。

ご依頼前の時点で、顔の傷跡については後遺障害等級12級14号が認定されており、相手方保険会社から示談金の提示もされていました。
しかし、上記のような精神的苦痛を考えると、ご家族様としても自賠責基準の賠償では到底納得できず、裁判基準の慰謝料を受け取りたいと考えて、弁護士に依頼をすることにしました。

弁護士大澤健人の法律相談

弁護士大澤健人が依頼者様とお話している様子

法律相談では、得られる賠償の見立てと方針についてご案内させていただきました。

特に、精神的な部分を考慮するのであれば、精神に関する後遺障害診断書の作成から始める必要があり、そのうえで交渉して示談が難しければ訴訟もあり得ました。

しかし、ご依頼者様は早期解決をご希望であり、1か月以内の解決と示談金500~600万円程度を強く望まれていました。
醜状障害(傷跡)では、逸失利益が争われることが多いため、逸失利益をしっかりと獲得するためにも、訴訟までしっかり戦っていくこともあり得ましたが、その点を踏まえても、早期解決を何よりも優先されたいというご意向でした。

そこで、ご依頼者様のご希望に合わせ、まずは現状ある資料のみで、できるだけの示談交渉を行う方針となりました。

ご依頼から1か月で約560万円を獲得して示談解決

民事交通事故訴訟 損害賠償算定基準(赤本)の書籍写真

ご依頼を受けた弁護士の大澤健人は、すぐに相手方保険会社から資料を取り付けて損害額の計算を行いました。
資料が届くまでの期間も含めて、ご依頼から約2週間程度で賠償提示を行いました。

保険会社は、当初逸失利益を一切認めず、約350万円を提示してきました。

そこで弁護士は、訴訟で逸失利益が認定されている事例が多く存在していること、
賠償提示時点では早期解決の観点で譲歩した提示をしており、訴訟になるなら裁判基準の請求を行うこと、
実際に生活への支障も出ていることから訴訟でも逸失利益が認容される可能性が十分あると考えられることなどを主張し、
早期解決のために双方歩み寄れないかと交渉しました。
また、すぐに回答をもらえないならば訴訟になるということも話し、2日以内に回答を出すという約束を得ました。

2日後パラリーガルより進捗確認を行ったところ、保険会社は結論が出せたものの、加害者本人と連絡が取れず決済を得られないため時間がかかるという回答がきました。その後も繰り返し状況確認の電話を行いましたが、加害者と連絡が取れない状況であるという回答が繰り返され、結局その日のうちに回答は得られませんでした。

その後も催促の連絡を繰り返したところ、それほど経たずに回答が得られました。
内容は、逸失利益が約200万円ほど増額された、最終支払額約560万円の提示となっていました。
ご本人様とも協議し、ご納得いただけたため、この金額で示談となりました。
賠償提示から約2週間、ご依頼から約1か月での解決でした。

依頼者の声

この度は大変お世話になりました。
何よりも早く解決することを望んでいたので、最初の相談から解決まで驚く程早くとても安心しました。
解決金額も、保険会社の提示額より大幅に増額した金額を勝ち取っていただけました。
不安な事や、精神的に落ち込んでしまった時も、いつもすぐに親身に寄り添ってくださり、息子本人も私たちも本当に救われました。

今後もし相談事などがありましたら、迷わず小杉法律事務所様にご相談させていただきます。
本当にありがとうございました。お礼が言い足りないくらい感謝の気持ちでいっぱいです。

弁護士大澤健人のコメント

担当弁護士大澤健人の写真

醜状障害は、痛みが治まったあとも、人目が気になったり、将来への不安を抱えたりと、精神的な負担が長く続く場合が多いです。
特に、これから長い人生を歩んでいく若い方にとって、その苦しみは非常に大きなものであり、その点はきちんと賠償でも考慮されるべきだと考えています。

本件では、ご本人様とご家族様が何よりも望まれていた早期解決というご希望も大切にしつつ、できる限りの交渉を重ねた結果、賠償面でも早期解決面でもご依頼者様に非常にご満足いただける結果となりました。
今後も、ご依頼者様一人ひとりのお気持ちやご希望にしっかりと耳を傾け、その方にとって最も納得できる解決を目指して、最後まで全力でサポートしてまいります。

 

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この記事の監修者弁護士

小杉 晴洋 弁護士
小杉 晴洋

被害者側の損害賠償請求分野に特化。
死亡事故(刑事裁判の被害者参加含む。)や後遺障害等級の獲得を得意とする。
交通事故・学校事故・労災・介護事故などの損害賠償請求解決件数約1500件。

経歴
弁護士法人小杉法律事務所代表弁護士。
横浜市出身。明治大学法学部卒。中央大学法科大学院法務博士修了。

所属
横浜弁護士会(現「神奈川県弁護士会」)損害賠償研究会、福岡県弁護士会交通事故被害者サポート委員会に所属後、第一東京弁護士会に登録換え。日本弁護士連合会業務改革委員会監事、(公財)日弁連交通事故相談センター研究研修委員会青本編集部会。