後遺障害等級一般論 骨折 上肢 下肢 神経症状
高 エネルギー 外傷(弁護士法人小杉法律事務所監修)
この記事では、高エネルギー外傷について整理しています。
高エネルギー外傷とは
高所からの転落や交通事故など、大きな力学的エネルギーによる外傷のことを言います。
高エネルギー外傷による受傷の具体例
プラトー骨折(脛骨高原骨折)の一部やリスフラン関節脱臼、大腿骨近位部骨折や腕神経損傷等が、高エネルギー外傷で受傷する例です。
末梢神経損傷が生じる場合も考えられます。
→リスフラン関節脱臼骨折についてはこちらの記事をご覧ください。
→膝部、後外側支持機構損傷(外側側副靱帯損傷含む)についてはこちらの記事をご覧ください。
弁護士に相談を
交通事故や労災事故等で高エネルギー外傷による受傷をした場合、損害賠償請求を加害者側に対し適切に行うために、受傷態様を把握し、残存した後遺障害についての立証資料を適切に収集していく必要があります。
「交通事故なら必ず高エネルギー損傷」とか、「労災事故なら必ず高エネルギー損傷」というわけではありませんので、実際に起きた事故と事故後発生した症状の因果関係が問題になる事案は多くあります。ですので、事案によっては医療記録はもちろん(ケースバイケースですが、経過診断書やカルテ、医師面談等で受傷直後からの症状の経過を確認するなど。)、刑事記録や物損資料の検討等を詳細に行う必要がでてきます。
弁護士法人小杉法律事務所の所属弁護士による無料相談を是非ご活用ください。